●キハ185系牟岐線普通列車
JR四国の特急形キハ185系の定期運用で忘れがちであるのが、普通列車の運用である。
甲浦→牟岐、海部〜牟岐間の特急から続いての運用がある(時刻表からも容易に推測できる)ほか、
時刻表からは若干推測しづらい、普通列車の単独運用も存在する。(以下◆印の4本)
ちなみに、海部〜甲浦間は「阿佐海岸鉄道」で時間帯により相互直通しているが、
以前に比べ乗り入れ本数は激減している。
・牟岐線普通列車523D、543D、546D、590D(↓こんな感じ)
◆朝一番の牟岐発甲浦行
◆剣山4号折り返しの
普通列車:海部発牟岐行
※
◆
※
印の折り返しの
普通列車:牟岐発海部行
◆最終の海部発牟岐行
普通列車
上り本数:
下り本数:
運転区間:牟岐〜海部・甲浦(阿佐海岸鉄道直通)
通常編成:2両
牟岐線普通列車(ヘッドマークは「むろと」で運転される。)牟岐にて
キハ185系普通列車
撮影:185ファンNo.3113様
運転図表
停車駅表
●印=停車、○印=指定日停車、−印=通過、
●印
=各駅停車
ヘッドマークは、前後の特急列車に使用するヘッドマークが掲出されるようで、→
普通のヘッドマークなどは用意されていない。
しかし、方向幕には
が用意されている。
世に言う、「乗りドク」な列車であるが、
キハ185系の場合は普通列車用に3100番台が存在しており、
また3100番台も特急時代の座席がそのまま利用されているため、
そこまで「乗りドク」かどうかということは、如何とも言いがたいところがある。
だが、キハ185系ファンなら一度は乗ってみたい列車ではなかろうか。
うずしお号が牟岐線に乗り入れていた頃は、キロハ186も連結されており、
自由席グリーン車のマーク
(
)
が時刻表にもしっかり記されていた。
ちなみに、阿佐海岸鉄道内の当時の自由席グリーン料金は、
海部〜甲浦240円、海部〜宍喰220円、宍喰〜甲浦180円である。
格安かと思えるが、乗車時間はせいぜい3分〜11分程度である。
阿佐海岸鉄道は今でも硬券が存在しているが、グリーン券はいかがだったのだろうか。
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