●キハ185系瀬戸大橋アンパンマントロッコ
瀬戸大橋トロッコとして、2003年から約4年間瀬戸大橋などを走行してきたが、
内容などが陳腐化してきたため、車両に大幅なリニューアルを実施し、
2007年秋頃に、アンパンマントロッコとなり、再デビューした。
JR西日本の岡山・茶屋町〜JR四国の琴平まで、瀬戸大橋を渡って運転されるトロッコ列車。
臨時列車で、乗車券+座席指定券で乗車可(特急券不要)。全区間において、電化区間を走行する。
時刻表の黄色い付録のページに、運転時刻・運転日等が掲載されており、参照していただきたい。
【臨時快速】
瀬戸大橋アンパンマントロッコ
上り本数:
下り本数:
通常編成=2両
運転区間:琴平〜茶屋町・岡山
▼トロッコに乗車できる区間は、多度津〜児島
▼瀬戸大橋は、宇多津〜児島
運転図表
停車駅表
●印=停車、○印=指定日停車、−印=通過、
●印
=トロッコ乗車可能区間
・最近は善通寺にも停車している。
詳しいダイヤ・
運転日
は時刻表を参照されたい。
▲瀬戸大橋アンパンマントロッコ号(岡山にて)
●瀬戸大橋アンパンマントロッコ号
見どころ
特急券不要で、キハ185系に乗車ができ、瀬戸大橋をわたりつつ、
アンパンマンと遊ぶことができる。
究極の185系ファンは、トロッコに乗らず終始伴車のキハ185系に乗車するとよい。
トロッコ解放区間では、他の乗客がトロッコに移るので貸切状態が味わえる。
岡山方面行きの時(上り)が、キハ185系が先頭、四国方面行き(下り)が、キクハ32が先頭。
※キクハ32はトロッコ車両だが、運転設備等を持ち本線走行が可能である。
トロッコ号としての魅力は、瀬戸大橋を味わえることに尽きる。
しかし乗客落下防止の為、
簡易アクリル板がトロッコに設置されており
(すべてに設置されているわけではないが)、真のトロッコとは言いづらい。
トロッコで瀬戸大橋を味わうというより、
超大窓車で瀬戸大橋を味わうような感想である。
だが、子供が車内から身を乗り出したりする危険を未然に回避しているため、評価もできる。
乗車する価値はあり、記念乗車券をいただけるハズである。
宇多津以北、特に岡山でキハ185系を見られることが見どころである。
ちなみに、岡山駅では宇野線(瀬戸大橋線普通列車用)ホームから出発しているようだ。
●瀬戸大橋トロッコ時代の瀬戸大橋区間のトロッコ列車乗車記はこちらにあります。
●小史
2006年11月からキクハ32−502が、青を基調とするアンパンマントロッコとなり、
四国各地の主要駅にて展示会を開催した。
2007年4月から「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」として、岡山・茶屋町〜琴平で運転。
ヘッドマーク
方向幕
ヘッドマークもアンパンマン仕様のものに変更された
特製方向幕はない
写真プラザ
瀬戸大橋アンパンマントロッコ→
キクハ32−502の塗装変更について
運転室下のロゴ
(旧車時代)
アンパンマン列車同士が顔合わせ
瀬戸大橋アンパンマントロッコ+特急しおかぜ(アンパンマン列車)
「ばいきんまん号」と「アンパンマントロッコ」、写真のように宿命のライバル(?)が顔を合わせることもある
瀬戸大橋アンパンマントロッコ+特急南風
瀬戸大橋アンパンマントロッコ車内、随所に工夫が見られる
瀬戸大橋アンパンマントロッコ車内、ジオラマ!
瀬戸大橋アンパンマントロッコ側窓、ここにも工夫が見られる
瀬戸大橋アンパンマントロッコ側窓、一番製作で苦労したとか
出発風景
●備考
JR四国が車体にアンパンマンを描いているのは、この列車のみではない。
1.2000系−土讃線特急南風用アンパンマン列車(ブルー)
2.2000系−土讃線特急南風用アンパンマン列車(ピンク)
3.2000系−予讃線特急用アンパンマン列車
4.2000系−予讃線特急用アンパンマン列車
5.
キロハ186
−高徳・徳島線及び団体列車用アンパンマン列車
6.キクハ32−502−瀬戸大橋アンパンマントロッコ及び団体列車など(このページの列車)
実に、6種類が運転されており、1〜4は原則として毎日運転(時刻表にも掲載されている)である。
●キクハ32−502+キハ185−26で毎年運転されているトロッコ
ひかりトロッコ(徳島−阿南:1往復、徳島−日和佐:1往復)
車内は電飾が施されている、団体列車扱いでワープ各支店で申し込みが必要だ。
関連項目
・瀬戸大橋トロッコ
・大歩危トロッコ
・キハ185−26
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