●キハ185系特急やくおうじ

特急やくおうじは全列車がキハ185系。基本的に毎年1/1〜1/3のみ運行される臨時列車。

(臨時)特急やくおうじ

上り本数:/下り本数:

◆運転日注意
毎年1月1日→1月3日運転

運転区間:高松〜牟岐
通常編成:2両
車内設備:喫煙車あり禁煙車あり便洗面所設備あり
※下り(牟岐ゆき)は高松→徳島まで特急うずしお5号(前部)に併結して運転
※上り(高松ゆき)は全区間単独で運転


過去の運転区間:高松〜日和佐


詳しいダイヤは時刻表を参照されたい。



▲特急やくおうじ号


運転図表




2007年・停車駅表


●印=停車、○印=指定日停車、−印=通過、オレンジ=オレンジタウン




徳島県美波町(旧日和佐町)の薬王寺へ向かう、参拝列車。
長らく高松〜日和佐間の運転であったが、近年高松〜牟岐間の運転に延長されている。

特製ヘッドマークを掲出して走行する。方向幕は臨時
なお定期特急すべてが停車している「桑野」を、このやくおうじ号だけは上下通過している。


また、ヘッドマークは「やくし号」と「やくおうじ号(写真上)」の2枚があるようで、
2002年の「やくおうじ号」運転に際しては、「やくし号」のヘッドマークが使用されたようだ。
これを最後に「やくし号」のヘッドマークは使用されていない。

おそらく、「やくし号」運転休止にあわせて、「やくおうじ号」用のヘッドマークが新たに製作されたのだろう。


また、当時の「やくし号」の写真がwikipediaに掲載されている→(1)(2)



また以前は夜間にも設定があった。臨時特急初詣やくし号。
◆高松発2001年12月31日/日和佐発2002年1月1日を最後に現在は休止中
高松23:50頃→徳島1:00頃→(ノンストップ)→日和佐1:50頃(高松発12/31のみ)
日和佐3:50頃→(ノンストップ)→徳島4;30頃→高松5:40頃(日和佐発1/1のみ)



●特急やくおうじ号下り(牟岐行)見どころ

高松〜徳島間は、うずしお5号の前部に併結されて運転され、徳島からが単独運転。

うずしお5号が「ゆうゆうアンパンマン」の連結日であれば、
うずしお5号の4両をあわせて、合計6両編成である。


薬王寺のある日和佐を越えて牟岐まで運転される。
近年は、「大麻比古神社」最寄駅の板東にも停車している(下りのみ)。

かつては、特急うずしお1号(当時)が甲浦行だったので、高松〜日和佐全区間で併結された。






●特急やくおうじ号上り(高松行)見どころ

かつては、徳島からキハ185系特急うずしおに併結されて高松まで運転された。
最近は、徳島付近で「2000系うずしお」を先行させてから全区間単独で高松まで運転されている。




うずしお号に続行して全区間単独2両で運行される。




●車両
車両不足の関係から、普段はトロッコ列車用の緑帯車が借り出されるときがある。

2006年は緑帯2連で構成され、国鉄時代を彷彿とさせ話題になったが、
2007年も同じく緑帯2連となった日があったようだ。





長距離ゆえ、できればキロハ186−1を連結してキハ+キロハ+キハで運転してほしいが・・・


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●閑話休題
いつぞやの、JR四国の薬王寺参拝プランを見たのだが、
薬王寺(日和佐)→高松方面のプランを見てびっくりした。
「高松方面へは、徳島駅でやくおうじ号からうずしお号へお乗り換え」
みたいなプランで書かれていたのである。やくおうじ号は高松発着なだけに、このプランにはがっくり;



●談話室(1)


特急やくおうじのヘッドマークを掲出しないで「うずしお号」のヘッドマークで走行したケースもある
ただし、このケースにおける徳島以南のヘッドマークについては不明


●談話室(2)
やくおうじ号のダイヤに関しては、1/1〜1/3にとどめておくのはもったいない。
帰省期間の12/30、12/31、阿波踊り期間中の8/11〜8/16、GWなどにも、
「特急ふるさとむろと」などの名前で走らせてみるのもいいのではないかと思う。
たぶん、緑帯車もトロッコオフシーズンで手持ち無沙汰なのだろうから。





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